県内での、ある施設にある喫煙所でのおはなし...
仕事の休憩中、煙草を吸ってマッタリしていると、 どこからか50歳ぐらいの男性が喫煙所にやってきた。その喫煙所は、屋外にあり部外者でも喫煙ができる。
施設の職員か、業者の方だろうと、「おつかれさまです」と、軽く挨拶。すると、 その男性は深々と「**高校のものです」と申し訳なさそうに返してきた。** 高校とは、この施設に隣接している高校で、歩けば5分とかからない場所にある。
そして、続けて「高校では、煙草が吸えないもので・・・」と、付け加えた。詳しく聞くと、 高校では校内禁煙ならともかく、校地禁煙らしく、 まったく煙草を吸うことが出来ないらしい。
今の世の中、かなり大変な職業の一つだと思うし、いろんなところで気を使うだろうに、煙草も吸えないなんて・・・ あまりに気の毒に感じたが、「た、大変ですね・・・」と、返すのが精一杯。
そういえば先日、先生を集めて、教育について語る(?)番組があったことを思い出した。体罰やら、セクハラやら、学力やら、 いろんな問題で注目されている職業。興味があったので、聞いてみた。
「生徒と接する時には、気を使いますか?」
すると、遠慮しがちな先生がいろいろと話してくれた。
「今は、体に触れるだけでも、嫌がられます。触るな、みたいな反応です。ただ、肩をポンと叩くだけで。 だから、とても気を使います。高校となると、人格も出来てくる年齢でもあるし、最近では、信じられない事件もいろいろありますから・・・ 」
いろいろな事件、、、巷で流れるニュースしか知らない私でさえ、いろんな事件が思いついた。 現場となると、想像も出来ないぐらいの事が起こっているだろうと思うし、この話題を振ったことに少々後悔。さらに先生は、 体罰についても話してくれた。
「触れる事も出来ませんから、課題を与えます。反省文も書かせます。その先は、義務(教育)じゃないので、 停学、退学、そういった方法しかありませんよ。」
正直、先生のサバサバした内容にも驚いてしまった。テレビで放送されている内容は、心のどこかで”地方はそんなことない” と思っていたので、テレビで流れた先生達のコメントを信じていない部分を、そのまま否定された感じ。
確か、私が高校の時の先生と生徒の関係は、もっと生々しいものだったような気がする。 褒められるにしろ、怒られるにしろ、もっと踏み込んできて(くれて)いたと思う。もちろん、その先生の現場では、 もっと生々しさがあるのかもしれないけど、そういった内容を、その後の話からも感じ取ることは無かった。
地方とか、関係ないんです、テレビで流れるこういう感じの話。他人事ではないんですね。



